収録内容 1. 青い山脈 ( 170分 モノクロ 1949年 ) 監督 : 今井正 出演 : 原節子、池部良、伊豆肇 石坂洋次郎原作の小説を今井正監督が映画化。
戦後なお古い制度や考え方を捨てない田舎町を舞台に、 自分の意見を主張する若い女教師と生徒、 教師間の衝突や交流を描いたさわやかな青春映画の傑作。
2. 雨月物語 ( 96分 モノクロ 1953年 ) 監督 : 溝口健二 出演 : 京マチ子、水戸光子、田中絹代 戦国時代、貧しい陶工は妻子を捨て、謎の美しい女と暮らし始める。
女の正体に気づき、家に戻ると眠っている妻と子どもがいたが……。
ヴェネチア国際映画祭で監督の溝口健二がサン・マルコ銀獅子賞を受賞した作品。
3. 地獄門 ( 88分 カラー 1953年 ) 監督 : 衣笠貞之助 出演 : 長谷川一夫、京マチ子、山形勲 平安時代末期、人妻を愛した男が女と共謀して女の夫を殺害しようとするが……。
カンヌ国際映画祭のグランプリ受賞をはじめ、海外での評価も非常に高い傑作。
監督は「狂った一頁」「雪之丞変化」の名匠・衣笠貞之助。
4. 西鶴一代女 ( 136分 モノクロ 1952年 ) 監督 : 溝口健二 出演 : 田中絹代、山根寿子、三船敏郎 若く美しい娘お春が人生の階段を踏み外し、 転落していく様を鮮明に描ききった溝口健二監督作品。
井原西鶴の「好色一代女」を元にした傑作であり、 名女優田中絹代の変幻自在の演技も、世界的に高い評価を得ている。
5. 祇園囃子 ( 81分 モノクロ 1953年 ) 監督 : 溝口健二 出演 : 木暮実千代、若尾文子、河津清三郎 母を亡くし、舞妓になるためにやってきた娘を引き受けた主人公の芸妓。
やがて芸妓は置屋の女将と対立し、座敷に呼ばれなくなってしまい……。
京都の花街・祇園を舞台に、そこで暮らす人々を描いた人間ドラマの名作。
6. お遊さま ( 89分 モノクロ 1951年 ) 監督 : 溝口健二 出演 : 田中絹代、乙羽信子、堀雄二 見合いの席で男が一目惚れしたのは、その相手ではなく、付き添いの姉であった。
妹はその事実に気づくも男と結婚する。
奇妙な三角関係の中、 やがて姉は妹夫婦が自分のために犠牲になっていると知り……。
7. 武蔵野夫人 ( 84分 モノクロ 1951年 ) 監督 : 溝口健二 出演 : 田中絹代、森雅之、山村聡 舞台は東京郊外の武蔵野。
良家出身の妻に劣等感をもつ夫を軸に、妻の義理の弟、 親戚の男とその妻の人間模様が描かれた溝口健二監督作品。
大岡昇平のベストセラー小説を映画化した作品としても知られる。
8. 雪夫人絵図 ( 85分 モノクロ 1950年 ) 監督 : 溝口健二 出演 : 山村聡、浦辺粂子、加藤春哉 華族出身の雪は婿養子の直之と結婚するが、 直之は妻を愛しながらも放蕩三昧の生活を送っていた。
一方、雪も幼馴染みの方哉に心ひかれるようになる……。
心は方哉を身体は直之を求める女の性を描いた溝口健二の名作。
9. 七つの顔 ( 81分 モノクロ 1946年 ) 監督 : 松田定次 出演 : 片岡千恵蔵、月形龍之介 終戦後、片岡千恵蔵が刀を拳銃に持ち替え、 七つの顔をもつ私立探偵、多羅尾伴内=藤村大造に扮し、難事件を解決する。
「あるときは片目の運転手、あるときは……、その実体は…」は 歴史的な決めセリフと言えよう。
※ 作品はすべて日本語字幕入りです。
※ クラシック作品のため、一部画像の乱れ、ノイズがあります。
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